【民泊運営ってどうなの?】

コロナ渦から明けインバウンドの影響で民泊を運営する方が増えています。今回はインボイスのポイントと制度対策を解説していきます。

■民泊サービスとは?

民泊(みんぱく)とは、住宅や、マンションの1室などに旅行者や出張者などを宿泊させるサービスのことです。

○旅行者にとってのメリットは

・旅行者や出張者には安く泊まれる

・ホテルとは違う現地の生活を体験できる

○運営者にとってのメリットは

・空室活用

・海外旅行者と交流出来る

■民泊事業行うには

民泊事業にはルールを定めた法律や制度があります。

まず、民泊を行うためには行政への手続きが必要です。

平成30年(2018年)6月15日より民泊新法が施行され、住宅などを宿泊施設として貸す場合には「民泊事業の届け出」をする必要があります。

 

 

■民泊の種類

・都市部のマンションや住宅タイプ

・別荘地のバケーションレンタルタイプ

・農業体験等ができる体験型施設タイプ

・現地の風土や文化を感じられる古民家タイプ

■民泊とホテルの違い

・キッチンや洗濯機など中長期滞在者向けの設備があります。

・またホテルに比べて広くて割安なのも魅力です。

・長期滞在、大勢での宿泊、また様々なサービスやプランがあります。

・ほとんどの民泊施設は10室以下の小規模施設のため無人運営が基本です。

・朝食や夕食などの食事のサービスはありません。

■民泊のリスク

 ・立地が重要

 ・初期投資(設備投資)が必要

 ・届出などの準備に時間と手間がかかる

 ・宿泊予約サイトへの登録が必要

 ・稼働率が低いと運営経費が割高になる

 ・ 近隣住民とのトラブルリスク

 ・宿泊者とのトラブルリスク

■まとめ

「相続で空き家を取得した」「持ち家を持っているのに転勤によって空き家になった」という人の中には、空き家の扱いに困っている人も多いと思います。「いつか住むかもしれないからそのままにしておこう」「なかなか買い手が見つからないな」といった場合、結果的に空き家の状態が長く続くことになります。

しかし、空き家を放置したままだと、固定資産税などの諸費用がかかる、建物の資産価値が下がるといったデメリットが伴ってしまうため、何かしらの空き家活用対策を練ることが重要なわけです。そこで登場したのが、今回の民泊新法で可能となった「住宅宿泊事業法による民泊」です。

ポイントとしては「成約に縛られず空き家活用ができないか?」という空き家所有者が対象になるわけですが、この形態の民泊は手軽に始められる空き家の有効活用になる一方、やはりメリットとデメリットを伴います。また、民泊の運営形態も住宅宿泊事業法以外に2つあるため、それらの違いもよく確認してからご自身に一番あった形態を使って空き家活用ならびに民泊運営を開始しましょう。

 

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