【沖縄県の土地価格の今後の見通し】

以前、「沖縄県の軍用地」について書かせて頂きましたが、

今回は、「沖縄の土地価格、住宅地の上昇」について、私の故郷のテーマを題材に書かせて頂きます。

僭越ながら、少しでも沖縄県の事を知っていただくきっかけになれば幸いです。

 

 沖縄県で住宅地が上昇しているのは、那覇市周辺

ご覧のように、市区町村単位で見ると、那覇市を中心に、近いエリアほど上昇しているようです。

それとは対照的に、北部の名護市ではむしろ下落しています。

なぜ、南部だけがこれほど上昇しているのか?

 

最初に結論をまとめます。

1.住宅ローン金利が下がって、同じ返済額でもっと高い価格の不動産を買えるようになった

 

2.また、外国人観光客が増えたことで、ホテルや商業施設の需要が増えたことで県内の仕事が増え、住宅に対する需要も増えた

 

3.さらに、人口の増加も追い風となり、特に農地が大規模な住宅地へと、再開発されているところに人気が集中している

 

・金利低下によって、買い手の購買力が上がった

今回の土地価格の上昇のきっかけは、金利の低下でした。

ご覧のように、2013年4月以降、日銀が国債を買い占める、

異次元緩和政策を行うことで、金利を下げてきました。

 

・日銀が国債を買い占めて、金利をさげた

ザックリ言うと、この8年間で買い手は、同じ返済額で2割高い物件を買えるようになったということです。

 

沖縄県だけに関わらず、金利の変動や国策などの大きな変化は、

日本全土に影響をもたらします。

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