【ブラック不動産会社員の声?悲鳴?】

【ブラック不動産会社?社員の悲痛な叫び】

 

   

『え???なんでそんな会社にいるの??』
『今すぐに退職しなよ!!』

つい先日某不動産会社勤務の友人に私はこう言いました。

まだまだこんな会社あるのか・・・と思いながら・・

 

10年程前に知り合った友人A君は1部上場企業で働いていたエリートサラリーマン。
しかし、自身が不動産経営に興味を持ち『勉強』のつもりで不動産会社へ転職。

その会社で待ち受けていた営業方法は『電話営業』です。

電話営業の実態は以前のコラムで紹介していますが、今回は番外編という事で
その会社の営業ルーティンなど聞いた話ではありますが、信じられない実態を
一部ご紹介したいと思います。

【しつこい⁈営業マン撃退法と良い営業マンの営業方法】を参照

 

 

1日の始まり】



その会社での1日の流れをご紹介します。

・7時30分:出社(新人のみ)事務所掃除からの自主トレ(電話営業トレーニング)

・8時30分:他社員出社(数字が取れない社員へ上司からの叱責が30分)
※上司は情熱だと思いこんでいるようです。

・9時00分:全体朝礼を5分程(社員全員で社訓を軍隊並みの声量で叫ぶ)

朝礼後電話営業スタート!!

そして業務終了時間は夜21時!!

その間、電話をかけっぱなしの状況です。

 

【謎のルール8選】



そして電話営業中ではこんなルールに縛られながら行っていたそうです・・・。

・電話営業は椅子に座ってはいけない(気合入れということで終日立ちっぱなし)

・休憩時間は昼食時のみで15分程、早く胃に入れてすぐに電話営業開始!!

・一服休憩はその日の上司の気分!!

・アポイントが取れないと罰金!!

・上司が副回線で会話を聞いている。
会話が嚙み合ってないと物が飛んでくる・後ろから蹴られる。

・1日何件電話して何人と話して何人が見込みになったか表に記入。

・何故だかわからないが怒られる・殴られる・蹴られる

・社員同士で強制的に10万円単位以上の月間売上げ勝負をさせられる。
(買ったら相手から貰えるが負けたら相手に自腹で払わないといけない)

 

まだまだ話を聞きましたが『凄まじい・・・』の一言ですね。

 

 

『トイレ休憩のわずか1分間が泣きそうなくらい安心できる』
『大なら3~5分間座れるから最高なんだよ』

A君の一言・・・泣けてきます・・・。

A君は翌年その会社を退職したようですが・・・。

まぁ当然ですよね。

なぜこんな営業をしないといけないのか??
それは『売りにくい』不動産を売っている会社だからです。

売りにくい物件を売るには無理やりにでも営業をかけないと売れない
そう思い込んでいる会社も多いのが現状です。

売りにくいからこそ、お客様の気持ちを考えた営業をしていくべきです。
このような営業スタイルでは逆にお客様にプレッシャーを与えてしまい、
余計に売りにくい不動産が売れなくなってしまうのではと心配になってしまいます。

前回のコラムでも説明しましたが『手あたりしだい・無理やり・・・』
こんな事では会社の価値を下げてしまいます。

社員の気持ちが営業にも現れてくるしお客様にも伝わると考えています。
当社の場合は『反響』のお客様からの問い合わせや『お客様からのご紹介』がメインなので電話営業で無理やりこのような方法を使っているのには理解に苦しみます。

今回は番外編的なコラムになりましたが、不動産について電話があった場合、
営業マンの必死さが伝わってくるようであれば、それはブラック不動産会社なのかも⁈

当社の営業マンは余裕を持ちながら、お客様の気持ちを考えながらご相談に対応していますので、不動産投資のことなどお気軽にご連絡ください。

当社お問い合わせ先はこちらより

 

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